2025.03.10

スーツは、目的から作る。

Gemma. 代表取締役 木村昌弘

はじめまして。赤坂見附で、完全紹介制のオーダースーツサロン「Gemma.」を営む木村昌弘です。

初めてのブログでは、私がスーツを仕立てるうえで大切にしていることをお話しします。

スーツは「好み」ではなく、
「目的」から作るもの。

一着のスーツが、自信を連れてくる

この仕事を始めて間もない頃の、今も忘れられないお客様がいます。

着丈も袖丈も長く、身幅も合っていない。そんなスーツを着ていた方でした。

初めてのオーダースーツに袖を通していただいたとき、私が驚いたのはサイズではありません。サイズが合うのは、仕立てる以上当然のこと。変わったのは、その方の表情でした。

表情が明るくなり、話し方にまで自信がにじむ。ご本人は「相手からの印象が変わった」とおっしゃいましたが、私には、ご本人そのものが変わったように見えました。

たかがスーツ、されどスーツ。一着のスーツが、人に自信をまとわせる。そう確信した瞬間です。

「お洒落ですね」で、終わらせない

一方で、こんなご相談もよくいただきます。

「好きな生地やボタン、裏地を選んで作っている。おしゃれだとは言われるけれど、成果にはつながらない」

お客様はスーツのプロではありません。だからこそ私は、まず「何のために、そのスーツを着るのか」を伺います。

商談で信頼を得たいのか。経営者としての風格を示したいのか。初対面で親しみを持ってもらいたいのか。

目的が定まれば、選ぶべき生地も、ボタンも、裏地も、ディテールも、おのずと決まります。好みではなく、目的から逆算して仕立てる。それがGemma.のスーツづくりです。

求人広告が、スーツに変わっただけ

私はこの業界で6年目。何十年と続ける方々に比べれば、まだまだ若輩者です。

それでも、異業種で積み重ねた経験が、今の仕事の土台になっています。

インテリアショップでは家具売り場を担当し、色の組み合わせや配色の感覚を磨きました。

リクルートでは求人広告の営業として、企業の採用目標からターゲットを定め、「どんな人に来てほしいか」を原稿に落とし込んできました。

目的を定め、相手を想定し、形にする。この考え方は、スーツづくりもまったく同じです。

求人広告が、スーツに変わっただけ。

お客様の目的に寄り添い、仕立て上がった後も伴走し続ける。この「伴走力」こそ、私がいちばん大切にしている強みです。

完全紹介制にしている理由

Gemma.は、完全紹介制のサロンです。

お一人おひとりと、時間をかけて向き合いたい。急かされることなくお話を伺い、その方だけの一着を一緒に考えたい。そのために選んだ形です。

そしてもう一つ。ご紹介には、紹介してくださった方の「信頼のバトン」が込められています。その信頼があるからこそ、私は初めから本音でご提案でき、お客様にも安心してお任せいただけます。

紹介制は、お互いにとって心地よい関係を築くための約束なのです。

こんな方に、お選びいただいています

  • 立場にふさわしい装いを求める、経営者・役員の方
  • 信頼感が求められる、士業・医師の方
  • 成果にこだわる、営業職の方
  • 服選びが苦手で、何を着ればいいか迷う方
  • 自分らしいスーツを探している女性の方

これからお届けすること

このブログでは、オーダースーツの基礎知識、シーン別の選び方、着こなしやお手入れのコツ、そしてサロンの日常を、私自身の言葉でお届けしていきます。

いつもご紹介くださる皆さまに、心より感謝申し上げます。

そして、まだお会いしていないあなたにも。いつか一着のスーツを通して、「自信をまとう瞬間」をお届けできる日を楽しみにしています。


株式会社Gemior 『Gemma.』
代表取締役 木村昌弘