はじめまして。赤坂見附で、完全紹介制のオーダースーツサロン「Gemma.」を営む木村昌弘です。
初めてのブログでは、私がスーツを仕立てるうえで大切にしていることをお話しします。
スーツは「好み」ではなく、
「目的」から作るもの。
一着のスーツが、自信を連れてくる
この仕事を始めて間もない頃の、今も忘れられないお客様がいます。
着丈も袖丈も長く、身幅も合っていない。そんなスーツを着ていた方でした。
初めてのオーダースーツに袖を通していただいたとき、私が驚いたのはサイズではありません。サイズが合うのは、仕立てる以上当然のこと。変わったのは、その方の表情でした。
表情が明るくなり、話し方にまで自信がにじむ。ご本人は「相手からの印象が変わった」とおっしゃいましたが、私には、ご本人そのものが変わったように見えました。
たかがスーツ、されどスーツ。一着のスーツが、人に自信をまとわせる。そう確信した瞬間です。
「お洒落ですね」で、終わらせない
一方で、こんなご相談もよくいただきます。
「好きな生地やボタン、裏地を選んで作っている。おしゃれだとは言われるけれど、成果にはつながらない」
お客様はスーツのプロではありません。だからこそ私は、まず「何のために、そのスーツを着るのか」を伺います。
商談で信頼を得たいのか。経営者としての風格を示したいのか。初対面で親しみを持ってもらいたいのか。
目的が定まれば、選ぶべき生地も、ボタンも、裏地も、ディテールも、おのずと決まります。好みではなく、目的から逆算して仕立てる。それがGemma.のスーツづくりです。
求人広告が、スーツに変わっただけ
私はこの業界で6年目。何十年と続ける方々に比べれば、まだまだ若輩者です。
それでも、異業種で積み重ねた経験が、今の仕事の土台になっています。
インテリアショップでは家具売り場を担当し、色の組み合わせや配色の感覚を磨きました。
リクルートでは求人広告の営業として、企業の採用目標からターゲットを定め、「どんな人に来てほしいか」を原稿に落とし込んできました。
目的を定め、相手を想定し、形にする。この考え方は、スーツづくりもまったく同じです。
求人広告が、スーツに変わっただけ。
お客様の目的に寄り添い、仕立て上がった後も伴走し続ける。この「伴走力」こそ、私がいちばん大切にしている強みです。
完全紹介制にしている理由
Gemma.は、完全紹介制のサロンです。
お一人おひとりと、時間をかけて向き合いたい。急かされることなくお話を伺い、その方だけの一着を一緒に考えたい。そのために選んだ形です。
そしてもう一つ。ご紹介には、紹介してくださった方の「信頼のバトン」が込められています。その信頼があるからこそ、私は初めから本音でご提案でき、お客様にも安心してお任せいただけます。
紹介制は、お互いにとって心地よい関係を築くための約束なのです。
こんな方に、お選びいただいています
- 立場にふさわしい装いを求める、経営者・役員の方
- 信頼感が求められる、士業・医師の方
- 成果にこだわる、営業職の方
- 服選びが苦手で、何を着ればいいか迷う方
- 自分らしいスーツを探している女性の方
これからお届けすること
このブログでは、オーダースーツの基礎知識、シーン別の選び方、着こなしやお手入れのコツ、そしてサロンの日常を、私自身の言葉でお届けしていきます。
いつもご紹介くださる皆さまに、心より感謝申し上げます。
そして、まだお会いしていないあなたにも。いつか一着のスーツを通して、「自信をまとう瞬間」をお届けできる日を楽しみにしています。
株式会社Gemior 『Gemma.』
代表取締役 木村昌弘
